「鬼滅の刃」には

読者のホルモンバランスをコントロールする

数々の暗示が入っています



その代表が

ヒロイン竈門禰豆子の「口枷」です

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禰豆子は 常に

咬筋を弛緩させ

口を開けっ放しで生活していることになります



あまり 知られていませんが

口を パカッと開けるだけで

脳波が変わります




口が乾くのを防ぐため

人は通常 無意識のうちに

咬筋を締めて

口を閉じています



よく 脱力の大切さが説かれますが

本当に顔を脱力したら

アごの重さで 自然に

口が開くはずですよね?




本当に顔の筋肉をゆるめると

連動して 首回りもゆるみます

また 頭の筋膜もゆるむので

肩回りの緊張も解けます



「口を開ける」ことこそ

脱力の極意なのですヘ(´o`)ヘ

トップアスリートでさえ

このレベルまで脱力している選手は

滅多に見られません



マイケル・ジョーダンは

プレイの最中に よく舌を出していましたが

これは 彼の脱力が

とてつもなく深かったことを物語ります



口を開くことで

副交感神経優位になり

α波が強まります

リラックスが深まって セロトニンが分泌され

精神が 深く静かに安定します



「喋る(歌う)とリラックスする」という経験則も

口を開くことで

首や肩の緊張が解けるメカニズムで

説明可能です



開口に「閉眼」を組み合わせると

まさに 一瞬で

脳波が切り替わります


ぜひ 今 試してみましょう



鬼滅を読んでいる時

女性読者のアバターは だいたい禰豆子です

つまり 禰豆子のリラックスが

無意識レベルであなたに乗り移り

セロトニンがアガります



禰豆子を見ると なぜか

「安心する」「落ち着く」のは

そのような原理が働いているためなのです

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。。。それだけでなく

禰豆子には

βエンドルフィンがアガる仕掛けまで

施されています



口枷は もともと

捕虜や罪人の

拘束・拷問のための用具です



当然 喋ることはできず

よだれもたれ流しになり

リアルに考えたら

口枷したままの生活は

かなりのストレスです



苦痛が高まると

それを解消するため

βエンドルフィンが放出されます



βエンドルフィンは 免疫力を高めるため

がんの予防効果もあります



さらに 禰豆子は

出血シーンが異常なまでに

多いヒロインです

KNY (207)




外傷で出血すると

ただちにβエンドルフィンがアガります

その鎮痛作用は モルヒネの6.5倍に及びます



オーバートレーニングで故障してしまう人や

セルフカットに依存してしまう人は

生まれつき βエンドルフィンが

過剰に働きやすい体質であると考えられます



そういう人は

自らが苦痛を体験しなくても

禰豆子の出血シーンを見るだけで

βエンドルフィンがアガり

ストレスが消失します



いわば 禰豆子は

世界中の少女のセルフカットを防ぐため

身代わりに 血を流し続けてきたのです



ただしもちろん 世の中には

βエンドルフィンがアガりにくい人も大勢います

そのタイプの人が 鬼滅の出血シーンを見ると

痛みのイメージしか伝わらず

不快感しか残りません



それが 世の中に

一定数のアンチ鬼滅が存在する

本質的な理由なのです



マキトは 出血シーンを活用する演出法を

「グロテスク」と名付けています



上記の理由で グロテスクは

好き嫌いが大きく分かれてしまいます

また 国によっては

表現に厳しい規制もあります



そもそも 鬼滅は

グロテスクのような小技に頼らなくても

十分に 世界中のファンを満足させられる

高い完成度を誇ります



今後 劇場版を

世界で展開していくにあたっては

グロテスクのカットも

選択肢に入ってくるでしょうヾ(*^▽゜)




ストーリー創造の極意
https://note.com/makito1renai/n/ndb9bd000940f





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