自然界では、メスをめぐって激しく争うのは、オスと決まっています

メス同士は、比較的それほど激しく争いません

オオカミを用いた実験によると、
男性ホルモンの分泌を人工的に抑制されたオスは、
平気でメスを共有するようになったそうです

ここからも、独占欲の源は、男性ホルモンにあると推定されるのです



特に、哺乳類の場合、9割を超える種で、
オスは全く育児に参加しません!

最初から「種馬」以上の働きを期待できないので、
メスにとっては、争ってまでオスを独占する価値はないのです

妊娠に成功すれば、もう用済みです

実際に、妊娠したメスはホルモンバランスが変化し、
むしろオスを追い払うようになります

育児に非協力的なオスが、赤ん坊の近くにいては、
むしろ危険だからです

こうして、次のシーズンには、
もっと若くて元気なオスから種をもらうわけです(笑)

これに近い変化は、ヒトにも働きます
女性は、授乳している期間には、性欲が抑制されるのです
実際に、離婚はこの時期に集中しています



また、オスからすれば、
すでに妊娠しているメスと交尾しても意味がないので、
発情メスを独占し、妊娠を見届けるのが、
もっとも合理的な行動パターンになります

妊娠を見届けたら、別のメスを探しにいきます(笑)



そんなわけで、哺乳類の配偶スタイルは、
乱婚がスタンダートです

生涯、同じ固体と添い遂げるのは、ごく一部です

ヒトと最も近縁のチンパンジーやボノボでは、
メスの立場が強く、次々とオスを受け入れるので(泣)
遺伝子でも調べない限り、父親を特定できないのが普通です



このように、結婚は、哺乳類の本能とはなかなか合致しない制度なので、
恋愛(発情)と結婚を混同するのは、大変危険なのです

恋愛感情だけで結婚したら、失敗して当然なんです



結婚は、生活です
人生最大のビジネスのひとつです

結婚生活を全うする意志を持った男性を選ぶ。

それが、最低限の基準です





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