「私は結婚に向いていない」

「私に必要なのは自由と快楽」

そう宣言して離婚し

「性の伝道師」として生きる女優・杉本彩



積極的に、離婚・独身を選択する。

しかし恋愛は現役。

彼女は、典型的な「２１世紀型セレブ」です



先進国では、彼女のような女性は

特別な存在ではありませんが

日本においては、いまだ珍しいタイプです



彼女のように、自由奔放に生きたいという女性は

決して少なくないはずです

けれど、もう一度思い出していただきたいのは

彼女がこのような生き方を選択できたのは

「経済的に自立していたから」です

もし、生活を夫に依存していたなら

とてもそんな決断はできなかったでしょう



世界銀行の調査によると、世界にある個人資産の99％は

男性名義だそうです

経済的に自立している女性はほんの一部で

かつてジョン・レノンが歌ったように、いまだ

「女は世界の奴隷」

のままです



結婚というのは、もともと

「ドレイが理想の主人を選び、それと気付かれずに操るための、弱者の処世術」

なのです

そうではなく、ドレイという立場そのものを返上して

対等に男と向き合おうというのが

杉本彩など、２１世紀型セレブの生き方です



考えてみると、資産が「家」から「個人」のものになったのは

比較的最近のことです

しかし、その権利を得られるのも、成人男性に限定されていました

女性が、男性と対等の財産権を確立してから

まだ一世紀も経っていません

これは、人類史上初の出来事です

すでに先進国では、シングルマザーが激増するなど

具体的な変化が出てきています

今世紀中に、結婚制度そのものが

消滅しているかもしれません

今、お見合い結婚が消滅寸前であるように。。。



僕が、未婚既婚を問わず

全ての女性にお勧めしたいのは、何よりまず

「自分名義の資産を築いておくこと」

です

結婚しない場合にも、もちろん役立ちますし

結婚後も、生活費・養育費の一部を負担することで

夫に完全に依存することを避けられます

これは、DV予防に大きな効果があります



アメリカでは、24歳未満でも３割の人が投資信託を保有しています

25-34未満なら、半数です（日本は３％）





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