あの日から 時が止まったまま
あなたの知らないこの街で
日々の暮らしに追われてる

いないと分かっているはずなのに
人混みで あなたを探す僕がいる

真っ暗な部屋に戻って
たったひとりで食卓を囲む
そんな仲間が集まって
虚しいだけの空騒ぎ

ますますあなたが恋しくなる
僕の手には 届かないあなたよ
誰かの胸に眠るあなたよ
あなたさえ ここにいてくれたなら……



きっとあなたは この詩が
あなたに捧げられた詩とは
気づかないことでしょう

あなたはいつものように
愛する人と幸せな時を過ごす
僕の切なさなど
男たちの切なさなど
微塵も届かぬままに

美しくも 残酷な
あなたの知らないあなた





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