すでにメディアでも伝えられている通り

理研は STAP細胞の検証実験を

予定より早く 11月末で打ち切りました

小保方氏はすでに退職しています



これを以て

「やはりSTAP細胞は捏造だった」
「小保方がES細胞とすり替えたんだろう」

という報道が支配的になっていますが

これはあまりにも偏っており

科学的でもありません



もともと バイオテクノロジーの分野では

実験に用いられる生物や細胞の個体差が大きいため

全論文の70%で

同じデータが再現できないと言われています

シンプルな化学や物理学とは違うのです



理研の記者会見の内容を確認すると

http://logmi.jp/31915

http://logmi.jp/31861

http://logmi.jp/31914

これは科学的な「結論」ではなく

予算その他の都合による

「途中中止」であると見たほうが近いでしょう



記者会見では

「細胞塊が有する緑色蛍光を、自家蛍光と区別することも困難で、その由来を明確に判定することは出来ませんでした」

とあります



つまり 理研はただ

「STAP現象と自家蛍光を区別できない」

と言っているのであって

「発光の正体は全て自家蛍光で、STAP現象は存在しない」

と断定したわけではありません



なお 小保方氏の実験では

9割以上 緑色蛍光が確認されています

つまり 蛍光が出たというプロセスまでは

本人の言うとおり

200回以上成功しているのは間違いないと思われます

今回は 2ヶ月以内に

万能性の確認にまで至らなかったという話です



特に 小保方氏と二人三脚で研究してきた若山氏が

検証実験に参加できなかったのは悔やまれます

実際にSTAPの万能性を証明したのは

若山氏ですからね



また 細いガラス管を通して

細胞にストレスを与える方法なども

論文に載っていなかったので

今回は一切検証されていません



それでいて

「個々に検討すべき課題はもちろん科学のことでありますからございますけれども、これ以上の検証は検証実験の範疇を超えるもの」

という理由で打ち切られています

どうも中途半端な印象を受けます(・_・;?



また STAPが存在しないとしたら

マウスの胎児や胎盤の発光が 現時点で科学的に説明できないことも

理研は認めています



小保方氏によるES細胞とのすり替えも 非科学的なトンデモ説です

笹井氏が生前に述べていたように

ESから胎盤は作れません

TS細胞などを混ぜても同様です



「検証実験を打ち切るというのは、全てのことを個々の条件からもう一度研究としてやるわけにはいかないのです。個々の検討としてやるべきこととは、たとえば酸の処理のPHの条件をちょっと変えてみるとか、いろいろしなければならないと思うんですけれども、そういう事は検証実験の範疇を超えている、という判断です」

「ですから個々の研究として個々の研究者がやることは、それぞれの判断のもとにあり得ると思いますけれども、あくまで止めるのは、STAP細胞が無いから止めるわけではなくて、検証実験の範囲で再現が出来なかったので、その範囲において止めるということです」



というわけで

今回 STAP細胞の存在そのものが

否定されたわけではないのです



今のところ 理研は

STAP作成方法についての関連特許は取り下げていません

小保方氏が退職しても

研究は続けていく可能性があります



ただし 論文が撤回されている以上

仮にSTAP再現に成功しても

小保方氏の功績は学界で認められません

全て 新たな論文著者の功績となります





STAP捏造説の最大の弱点は

小保方氏に「動機」「メリット」が存在しないことです



彼女は 今回の騒動で

事実上 科学者生命を絶たれました

自分を破滅させるために わざわざ

どこかからESを盗んできて

ウソの論文を発表したのでしょうか?(笑)



また 論文の共著者である若山氏は

29歳の若さで

世界初のクローンマウスを誕生させており

故・笹井氏は

世界で初めてESから網膜を作成しています

いずれも世界トップレベルの細胞学者です



この2人の目を 新米学者の小保方氏がごまかして

論文発表にこぎつけたとは

まず考えられません



もし それができるとしたら

小保方氏は ノーベル賞級の科学者を

「専門分野で」だますことができる

超超超天才詐欺師です(笑)

それほどのIQがあるのに

論文を発表したら

自分が破滅することも予想できなかったのでしょうか?



だましたのでないなら

若山氏や笹井氏も

「捏造に加担した」と考えるしかないわけですが

やはり 彼らにもそのメリットはありません

笹井氏は自殺にまで追い込まれました



このように 捏造説は

動機面からも完全に破綻しているのです



なお 若山氏は

遺伝子解析の結果

小保方氏に渡したマウスが摩り替わっていたとして

記者会見まで開きましたが

後に訂正し 同一のマウスである可能性を認めています



こうしたことも マスコミではちゃんと報道していません

小保方氏に有利な情報は 徹底的に無視されています





科学的な検証の結果と

動機面を合わせて総合的に見ると



「小保方氏は偶然にSTAP細胞を作り出したが、まだ再現性が十分確立されていない」



と考えたほうが

まだつじつまが会うと思います



ESやiPSが存在する以上

別種の万能細胞が存在しても 不自然ではありません

今回の騒動を機に

研究が停滞しないことを祈るばかりです










追記



理研から提出されたSTAP幹細胞の

全ゲノム解析結果について

第三者委員会は

ほぼ確実にES細胞由来だろうという結論を出しました

http://www.riken.jp/pr/topics/2014/20141226_1/



また 偶然の混入は考えにくく

何者かが故意に 何度も

ESを混入した疑いが高いとしています



もしそれが事実としても

・ベテランの若山氏が、なぜ度重なるES混入を見抜けなかったのか
・光る胎盤とされた細胞組織の正体(今回調べたが特定できず)
・胎盤でないのなら、なぜ共著者全員がそれを見抜けなかったのか
・故意にESを混入することで、誰にどんなメリットがあったのか
・バカンディ氏によるSTAP作成の主張もES混入で説明できるのか


などなど 多くの謎については

相変わらず不明のままになっています



小保方氏が データの捏造は素直に認め

反省の弁を述べながらも

ES混入だけは頑として否定し続けていることも

謎のひとつです



ただ 若山氏や小保方氏だけでなく

誰でも混入が可能な状況だったことは

今回明らかになった重要な新事実です

第三者がESを混入させた可能性も出てきました



仮に 小保方氏が

ES混入をあらかじめ知っていたとしたら

「必ず失敗すると分かっている」検証実験への参加を強く希望し

わざわざ恥の上塗りをしたことになります

それはさすがにありえないでしょう



では 検証実験を辞退した

若山氏の犯行だったのかというか

彼の名誉も大きく傷つけられましたから

これも可能性は低いでしょう



もし混入があったとしたなら

論文の著者ではない 第三者の犯行である

可能性が高いでしょう

目的は 著者の誰かを陥れることです



もっとも これ以上の調査が行われる可能性は

ほぼありませんが。。。