『生きながら火に焼かれて』の出版によって、アラブの一部では、婚前交渉が死罪に値すると考えられていることが、世界的に知られるようになりました(°口°;)
しかし、こんなのは氷山の一角です。世界には、日本人の感覚からすると滅茶苦茶な恋愛ルールがいくらでもあります。


つまり、倫理観というものが、社会によって相当にバラバラなのです。
それでいて、中にいる人々は、少々の不自由を感じながらも、それなりにそれに従って生きている。
人間というものは、いかなる環境にも適応してしまうものなのです。逆にいったら、日本の常識も、他の社会から見たら全然おかしいと思われていることが少なくありません。


海外生活を送りたい、国際結婚をしたいという方には、ぜひ読んでいただきたいコーナーです。


その前にまず、あまり環境の影響を受けないと思われる、男と女の本質的な性を挙げていきましょう。このような面は、どんな社会の人々でも、普遍的に持っています。つまり、ほとんど遺伝で決まってしまう部分なのでしょう。


どんな社会でも、経済力のある男性は、女性からの人気が高い。
これは、女性が極めて高い経済力を持っている場合も同様です。そうした女性は、自分以上の富を所有する男性と結婚しようとする傾向が強いようです。

どんな社会でも、男性との交際歴が少ない女性ほど、男性からの人気が高い。
つまり、容姿など他の条件がほぼ同等であれば、男性は、より男性経験の少ない女性を選択する傾向にあります。これは、DNA鑑定などが存在せず、彼女の子どもが間違いなく自分の子どもだという証拠がなかった時代において、必然的に発達してきた本能だと考えられます。

どんな社会でも、結婚スタイルの大半はカップル、一夫一妻である。
一夫多妻を許容する社会は珍しくありませんが、そうした社会においても、実際に複数の妻を持つ男性は少数派です。

どんな社会でも、男性は年下の妻を、女性は年上の夫を選ぶ傾向がある。
もちろん、姉さん女房も珍しくありませんが、平均すると、やはり夫の年齢のほうが高い傾向にあります。

どんな社会でも、姦通は存在する。
不倫関係が咎められない社会でも、厳罰に処される社会でも、同じです。結婚という制度の枠に収まらない恋愛が、どんな社会にも存在しています。

どんな社会でも、売買春は存在する。
歴史上、売買春を根絶しようとする試みはいくらでもありましたが、全て失敗に終わっています。特に生活に困っているわけでもないのに売春する女性は、どの社会にも必ず存在します。

どんな社会でも、裕福な男性は、可能な限り妻ないし愛人を増やそうとする。
体内受精を行うほ乳類のオスには、生まれた子どもが間違いなく自分の子だという保証がありませんから、できる限り遺伝子をばらまいて、生き残る確率を高めようという本能が働いているようです。

どんな社会でも、女性の経済力が向上すると、独身者や離婚者が増える。
つまり、男性に所有されているような立場に、我慢しなくなります。


皆さんにも、思い当たるフシがあるかもしれません。それは、皆さんだけでなく、全人類が持っている感情なのです。こうした男女の本質を踏まえて初めて、男と女は、建設的な話し合いができるのかもしれません。



〜恋愛成功変身術〜


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